製品属性(仕様)
製品 分類 | シュート | 装置 用途 | 搬送ライン |
---|---|---|---|
業界 | 製薬 | サイズ | φ200×400 |
材質 | SUS304 | 工程 | 板金加工 溶接 バフ研磨 |
製品画像(様子)
特徴
こちらは、医薬品向け粉粒体の搬送シュートです。
搬送物が粉粒体の場合、溶接ビードや排出口付近に発生するブリッジ(架橋)などが詰まりを引き起こす場合があります。これらのトラブルへの対策としては、①溶接後にビードカットを施してビードを除去する、②バイブレーションやノッカーを作動させて詰まりを解消する、③排出口を偏心にする、口を広げるなど排出性を改善するなどの方法があります。
今回は、内外面のビードカットを施して表面を滑らかにしているほか、お客様のご要望でバイブレーションを取り付けるブラケット部分を設けております。一般に、ビードカットを施すと、溶接の強度が落ちてしまいますが、バイブレーションによる振動に耐えられるよう強度確保に注意して溶接を行いました。
「ステンレス精密板金・製缶加工センター」では、本事例のようなバイブレーション乃至ノッカー付きのシュートやホッパーの製作を得意としております。投入物・搬送物を受けた際の衝撃やバイブレーション・ノッカーが作動した際の衝撃に耐えうるだけの充分な強度を確保できているかを確認したうえで、お客様に納品させていただいております。
ステンレスシュートの製作をご検討の際は、お気軽にご相談ください。