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裏波溶接は可能です。
当社では、薄板で溶接面の裏側にビードを出したい時、内側から溶接が困難な時、サニタリー管の溶接の時などに裏波溶接を行っています。
外側からだけの溶接だと、通常内面の継ぎ目に液溜まりができてしまい、雑菌繁殖するなどしてしまう原因となります。そのため、サニタリー性が重要な部品では、内側からも溶接をして継ぎ目をなくす液だまりの内容にする必要性があります。その際、細い管など内側からの溶接が困難な場合などに裏波溶接を施します。裏波溶接は、外側からの溶接だけで内面まで溶かし込むことによって、裏側から溶接を施したように溶接ビードを出すことができる溶接手法です。
裏波溶接には、TIG溶接という手法が適しています。TIG溶接は当社が最も得意としている溶接手法です。常時溶接工を10人以上配備しており、その全員がTIG溶接を行うことができます。
溶接加工についてお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。