Answer (回答)

アーク溶接は可能です。
電極が溶融して消耗する消耗電極式溶接(溶極式)では、MIG溶接、MAG溶接、Co2溶接に対応しており、電極は溶融せず溶加材(溶接棒)を母材へ溶かし込む非消耗電極式溶接(非溶極式)では、TIG溶接に対応しています。
溶極式のMIG溶接、MAG溶接、Co2溶接は、それぞれ、溶接を施す金属を加熱する際に使用するガスがそれぞれの溶接方法で異なっているため、溶接を施すのに適した金属も異なります。
そのため、3つの溶接手法を用途によって使い分けることで鉄、ステンレス、アルミの溶接加工が可能です。
また、非溶極式のTIG溶接は、金属の中で最も融点の高いタングステンを電極に用いているため、溶接する金属を選ばず、薄板や複雑な形状の金属でも精密な溶接が可能です。また、仕上がりが綺麗でスパッタがほぼ出ないという特徴もあります。
当社は、主に、厚板のSS製のタンク、ブランケット等を溶接する際に使用しています。
TIG溶接に関しては、0.5tの薄板までTIG溶接対応可能です。
この薄さでのTIG溶接は他社ではなかなかできません。

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