用語解説

一般に、蒸練気とは新粉や餅粉等の原料から団子や餅等の粘性を有する食品を蒸しながら製造する装置として知られています。蒸練機は、内部に食品の原料が投入される容器と、該容器内で鉛直方向に回転する左右一対の攪拌羽根と、容器の上面又は側面に接続される蒸気供給管とを備えています。
最近では米粉・餅粉などと水を混合し、アルファ化(水を加えて加熱すると酵素によって分解されやすくなる変化)するまで蒸し上げ効率良く仕上げ、大量で均一の蒸気を投入させて作ることにより、時間短縮・製造量アップを実現することが可能になっています。 生蒸気で蒸して練り上げる機械の特性から、和洋菓子はもちろんのこと様々な食品の分野での用途も拡がってきています。