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当社では25tまでの厚板は頻繁に溶接加工しており、多数の加工実績があります。また、30t、40tなど25t以上の厚板でも溶接を施すことは可能です。
当社では、アーク溶接(TIG溶接、MAG溶接、MIG溶接、Co2溶接)とファイバーレーザー溶接を行っております。
TIG溶接は、金属の中で最も融点の高いタングステンを電極に用いているため、あらゆる金属の溶接が可能な溶接法です。
TIG溶接は当社が最も得意としている溶接法で、0.5tの薄板までTIG溶接が可能です。
MAG溶接、MIG溶接、Co2溶接は、半自動溶接といい、溶加材を手動で供給する必要のあるTIG溶接とは違い、溶加材が自動で供給されます。
そのため、溶接のスピードが速い事が特長です。
一方でTIG溶接に比べると仕上がりの美しさは劣ります。MIG溶接、MAG溶接、Co2溶接は、それぞれ使用するガスが違うため、溶接に適する金属も異なります。そのため、鉄、アルミ、ステンレスの半自動溶接加工が可能です。
ファイバーレーザー溶接は、光を熱源するレーザー溶接の一つです。溶接ビード幅が狭く、高精度で高強度な溶接が可能です。
また、溶接によるひずみが出にくいため、仕上がりの品質が高い事も特長です。
厚板の溶接についてお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。