Before (改善前)

スタッドボルトから六角ボルト溶接に変更して異物混入防止

スタッドボルトを板金部品の溶接する際に行うのがスタッド溶接です。このスタッド溶接は、溶接に要する時間が非常に短く、接合部の強度も高くなります。しかし、溶接後にスタッドボルトを締めつける際に、ボルト接合部が取れてしまう場合があります。このようなスタッド溶接が必要な板金部品は、食品や医薬といった業界に使用されることも多いのですが、施工場所によっては異物混入等の事故につながってしまう恐れもあります。

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After (改善後)

そこで当社では、スタッドボルトの箇所に事前に穴を開けて、その穴に六角ボルトを通し、裏面から強固に溶接することをご提案いたしました。穴にボルトを通して溶接することで、ボルトの脱落を防止することができます。

POINT(要約)

当社では、HACCP仕様にも合わせた板金部品や装置の製造にも対応しております。特に安全性への要求が高い板金部品の場合は、リスク低減をするために、異物混入などを防止するための部品設計が必要になります。ステンレス板金試作加工センター.comでは、そうしたトラブル防止のための技術提案も行っておりますので、ボルト溶接に関してお悩みの方は、ぜひご相談ください。