Before (改善前)
板金溶接をした際にできるのが溶接ビードです。この溶接ビードには、不要物の沈着が起こりやすくなり、トラブルのもとになる場合があります。例えば、不要物の沈着が原因となり、溶接ビード箇所に雑菌が付着してしまいます。全周溶接が必要な食品業界等の板金部品においては、雑菌の付着は避けなければいけません。また、不要物の沈着が蓄積されると、板金部品の変質にもつながってしまい、耐久性の劣化にも影響してしまいます。そのため、溶接ビードを取り除く作業が必要となります。
V
After (改善後)
溶接ビードを取り除く作業は、ビードカットと言われます。ビードカットでは、溶接ビードをグラインダーで削って除去し、さらにバフ研磨工程できれいに滑らかに仕上げます。ビードカットをすると、ビード屑が発生し、またグラインダーによる傷も発生してしまいます。そのため、ビードカット後のバフ研磨も必要となるのです。こうしたビードカット&研磨を通して、不要物や菌の沈着などのリスクを低減することができます。
POINT(要約)
「ステンレス精密板金・製缶加工センター」は、溶接ビードのビードカット技術に関して、様々なノウハウがございます。食品業界や医薬品業界では、サニタリー性が必要な板金部品が多くなります。こうした安全性や精度に対応するために、当社では複雑形状の板金溶接のみならず、ビードカット技術やバフ研磨技術にも力を入れております。ステンレス板金・製缶なら、当サイトを運営する株式会社小花製作所にお気軽にご相談ください。