Before (改善前)

ホッパーのフランジ部を挿し込み形状に変更して、強度向上を実現｜ステンレス板金試作加工センター

食品業界のお客様より、フランジ付きのステンレスホッパーの製作をご依頼いただきました。
お客様から頂いた図面では、ホッパーのコーン部をフランジに載せる溶接指示になっていました。
しかし、投入物の荷重やノッカー・バイブレータ等による衝撃・振動を考慮すると、強度不足となる可能性がありました。

V

After (改善後)

そこで「ステンレス精密板金・製缶加工センター」では、溶接構造の形状変更をご提案いたしました。
コーン部とフランジの突合せ溶接から、コーン部をフランジに挿し込むように変えることで、ホッパーの内面が繋ぎ目の無い一体物になります。
これにより、製品用途を考慮したうえで必要な強度を確保することができ、お客様にお喜びいただきました。

POINT(要約)

本事例のポイントは、ホッパーのコーン部とフランジの溶接構造を変更することで強度向上を実現した点になります。

当サイトを運営する株式会社小花製作所では、複雑な三次元曲面の成形を可能とする叩き出し技術や高精度・高品質の溶接技術を兼ね備えているため、他社で断られるような特殊形状・規格外サイズのステンレスホッパーの製作も可能です。また、本事例のように、加工性やコスト、製品の用途・使用環境を考慮した図面段階からの技術提案も可能です。

ステンレスホッパーの特注製作をご検討の方は、お気軽にご相談ください。