Before (改善前)
当社では、二重構造であるジャケットタンクの製作を多数手がけております。この二重タンクの空間を補強するために、ピン形状の子部品を製作し、ジャケットタンクに溶接します。従来は、写真のような形状でピンの製作を行っていましたが、二重となっているタンク壁の隙間の寸法を出すのが困難でした。
V
After (改善後)
そこで「ステンレス精密板金・製缶加工センター」では、ピン形状を段付きに変更することをご提案いたしました。段付きピンの形状に変更することで、ピン溶接部分の隙間寸法を一律で出すことができます。隙間の寸法を精度よく効率的に出すことができますので、溶接もスムーズに行えるようになり、リードタイムの削減につなげることができました。
POINT(要約)
溶接時の位置決めが効率よく、かつ精度も高く行うことができるようになると、リードタイム削減につながり、結果としてコストダウンを実現することができます。こうした細かい技術提案も当社では行っておりますので、ピン部品の溶接に関してお困りの方は、当サイトを運営する株式会社小花製作所までお問い合わせください。